文化庁芸術祭参加作品

衝撃の話題作 待望の再演!

チョン・ウォルソン プロデュース公演

創作オペラ ザ・ラストクィーン

朝鮮王朝最後の皇太子妃 

予告映像はこちら

2016111日(火)2日(水)

東京 さくらホール

国境を越えた愛と感動のオペラ 待望の関西公演!
圧巻のラストシーン!
劇場は鳴り止まぬ拍手と熱い涙に包まれた……

 

ご存じですか? 
かつて隣国で王様に劣らぬ大葬列で見送られた日本女性がいたことを……
日本の皇族でありながら 朝鮮王朝最後の皇太子の元へ嫁いだ李方子(りまさこ)。
二つの祖国に捧げた激動の人生が現在に甦る……

オペラ「ザ・ラストクィーン」について

この作品は、日本の皇族に生まれ、後の昭和天皇のお后候補とも言われたが、予期せぬ運命により朝鮮王朝の皇太子の元へ嫁いだ李方子(りまさこ/イ・バンジャ=1901年〜1989年)をモデルとしたモノオペラである。日本と朝鮮の狭間で翻弄されながらも押し寄せる波乱に立ち向かい皇太子・李垠との純愛を貫いた。李方子は日本と韓国の「和」を求め一生を捧げた。
李方子を演じるのは「魂の歌声」で世界を魅了するプリマドンナ・田月仙(チョン・ウォルソン)。自らがその実像に迫るため日韓で取材を続け台本を練り上げた。近年、方子直筆の日記や手紙、写真などが発見され、それらの資料を元に台本を練り上げた。また舞台では、当時方子妃殿下が婚礼でも着用された朝鮮王朝の宮廷の大礼服・翟衣(チョグィ=적의)という特別な衣装が使用される。翟衣は1990年に日本から韓国へ寄贈され、国立古宮博物館に所蔵されている。現在は公開されていないこの衣装が、草田繊維キルト博物館により復元され、所蔵している学校法人文化学園の協力の元、レプリカを制作し舞台で使用する。音楽は現代音楽に日韓のリズムを取り入れたオリジナルである。
2015年、日韓国交50周年特別企画として新国立劇場で初演。2016年、「文化庁芸術祭参加公演」として再演され感動と衝撃をもたらした。李垠殿下と方子妃はかつて大阪・大手前に暮らした。 李垠殿下と方子妃はかつて大阪に暮らし、子息は追手門学院小学校の前身である大阪偕行社附属小学校に通った。 その縁の地で、平成最後となる2019年3月、李方子妃没後30年特別公演オペラ「ザ・ラストクイーン」が幕を開ける!

 

 

あらすじ

 ……1916年夏、日本の皇族、梨本宮家の娘・15歳になったばかりの方子(まさこ)は自分の婚約を新聞で知る。相手は日本に留学していた旧大韓帝国の皇太子・李垠(りぎん/イ・ウン)。政略結婚と言われたが、ふたりの間には真実の愛が生まれる。
結婚後、生まれたばかりの長男・晋(シン)の死(毒殺説もある)など次々に困難が襲いかかるが、そんな中でも方子は夫である李垠殿下の苦悩を理解し影となって支えた。
しかし太平洋戦争が終わると、二人は皇族の身分も国籍も全てを失う。もはや韓国人でもなく、日本人でもない、と絶望する夫。それまで夫に従っていた方子は、これからは自分が夫を守ると決意。夫を故国に帰そうとするが、難航する。
ようやく、二人に韓国へ渡る許可が出たのは、戦後20年近く経った日韓国交正常化直前のことだった。しかし、夫はすでに病に侵されていた……。
 方子は、夫の死後も韓国に残り日韓両国のために尽くそうと誓う。当初は冷ややかな視線を浴びながらも、方子は韓国の恵まれない子供達のための福祉活動に身をささげる。
そしてついには「韓国の母(オモニ)」とまで呼ばれるようになる。朝鮮王朝最後の皇太子妃、ラストクィーン李方子(りまさこ/イ・バンジャ)。87歳で死去した際は、韓国民の涙で見送られ、その葬列は数キロにも及んだ……。

 

オペラ「ザ・ラストクィーン」の上演を祝福いたします

 

廣橋興光
李 源
李 公宰
朴 夏順
康 聖淑
大沼 淳
金 順姫
武藤正敏

(李方子妃 甥)
(全州李氏大同宗約院 総裁/皇嗣孫)
(李方子妃 元秘書)
(社団法人 慈行会 理事)
(明暉園 元園長)
(学校法人 文化学園理事長)
(草田繊維キルト博物館 館長)
(元在大韓民国特命全権大使)

 

わたしの大切なふたつの祖国 
たがいの母なる国よ 幸あれ。ともに、永遠(とわ)に……

 

企画・主演(李方子役)

チョン・ウォルソン
田月仙
Chon Wolson

전월선

ソプラノ 二期会会員

Soprano Members of Nikikai

 

 

 

「ソプラノ歌手チョン・ウォルソン(田月仙)制作・主演のオペラ≪ザ・ラストクィーン≫を昨年の初演に続き2度目の観劇。大正時代に朝鮮の皇太子に嫁いだ日本人女性の生涯を描いた内容で、その人生には、観るたびに大きな衝撃を受ける。政府間では解決困難なことも多い日韓関係だが、個人レベルや民間同士なら友好関係も築ける。このオペラはその一石になるだろう。」


音楽評論家 関根礼子

 

企画、主演は在日コリアン2世のソプラノ田月仙(チョン・ウォルソン)で、10年の構想、取材をかけた彼女の熱意によって生まれた作品だ。主演の田月仙は衣装を替えながら、15歳から87歳までを演じたが、特に朝鮮王朝の大礼服を纏った姿は、歌唱と共に美しく見事だった。お相手の皇太子を歌手でなく、その化身として相沢康平がバレエで演じたのは賢明。歴史に埋もれた日韓の愛を知る意味でも、再演を望みたい。 

音楽評論家 三善清達 (「音楽の友」より)

 

今回のオペラの初演は、田月仙(チョン・ウォルソン)の情熱と意欲がなければ実現しなかったであろう。彼女が企画・台本・主演(李方子役)・音楽監督なのである。田月仙は2015年外務大臣表彰を受賞し、デビュー当時から日本に韓国の歌を紹介するなど、日韓文化交流の中心人物の一人として活躍するソプラノ歌手。芝居も良く、所作の決まりなど風格のあるものであった。バレエダンサー(相沢康平)の動きが伴うと、よりオペラの内容が理解でき、見ていて美しい舞台になっていた。田月仙の表現には、暗示や思わせぶりがなく、ごく自然に歌い上げ、豊かな情感の陰影、情熱の高揚を蔵しており、特に第8景の〈二つの祖国〉「私の大切な 二つの祖国 私が生まれ育った国 私に愛を授けた国」では、彼女は李方子妃との考え方と同じで、はっきりとした主張で歌い通したのではないだろうか。日本と韓国はかつて「最も近くて遠い国」と言われてきた。今だに両国の関係はぎくしゃくとしているのが現状である。朝鮮の土となった日本人、李方子妃のことはオペラで初めて知った。今回のオペラ公演はその意味でも非常に有意義な企画であった。両国の歴史文化を知ることも日韓の交流には大切であり、それなくしては真の友好はないのである。                
音楽評論家 藤村貴彦 (MUSIC PEN CLUB より

 

ソプラノ歌手の田月仙(チョン・ウォルソン)は日本列島と朝鮮半島、日本海を隔てた2つの大地を祖国として長く、歌唱芸術を通じた架け橋の役目を果たしてきた。半島では大韓民国のみならず、さらに同じ民族の住む北側へも出かけ、激しいといえるほどに強く、心揺さぶる歌声で長く、人々と人々を結びつける。・・・・・創作オペラ「ザ・ラストクィーン」は李方子妃、チョン・ウォルソンそれぞれの人生が放物線を描きつつ、最後は大きな感動の大団円に至る。夫の李垠殿下役を歌手ではなくダンサーに委ね、登場人物も最小限に抑え、ナレーションでつなぐ構成は、伝統的なグランドオペラというよりもモノオペラやシアターピースに近い。複数の表現語法を同時に走らせていく点で、「2つの祖国」の間に揺れる人物像の再現にはふさわしいものだった。もちろんウォルソンは全身全霊こめ、自身の生涯とキャリアの総決算にふさわしい迫真のパフォーマンス。再演では一段と練れた舞台が、強い説得力を放つにちがいない。 

音楽ジャーナリスト 池田卓夫

 

 

 

初演時のアンケートより(一部)

○“感動” 涙があふれて止まりませんでした・・・

○歌声で涙する体験は得がたいものでした。

○このような素晴らしい公演にめぐり会えたことをとても幸せに思います。

 

 

創作オペラ ザ・ラストクィーン
Opera The Last Queen

企画・主演 Chon Wolson


台本 Kinoshita Nobuko・Chon Wolson
作曲  Son Donghoon・Ryugetsu

李方子役 田月仙(チョンウォルソン)

李垠殿下の化身(魂)役 相沢康平

vocalアンサンブル
田中由佳
星野律子
石山陽太郎
相原 嵩

CALAFミュージックアンサンブル
富永峻 piano
桜田悟 violin
花積亜依 flute 
若狭直人 cello
村山良介 打楽器

ほか

音楽監督 田月仙


演出 金守珍
プロデューサー 太田慎一

後援
外務省
駐日韓国大使館韓国文化院
社団法人全州李氏大同宗約院
社団法人慈行会

衣装協賛:学校法人 文化学園 協力:草田繊維キルト博物館

 

日時

2016年11月1日(火)2日(水)
2回公演

会場

東京 さくらホール

チケット

CALAF.NET(カラフネット)
http://www.calaf.net
mail@lastqueen.net
mail@calaf.net
mail@wolson.com

問い合わせ先

主催  ザ・ラストクィーン実行委員会
http://www.lastqueen.net
mail@lastqueen.net